心療内科・カウンセリング・薬、本当に「相性」ってあるんだなぁな体験2

こんにちは。

りらです。

 

前回からの続きです。

二件目の心療内科へ行く

一件目の心療内科で暴言ともとれるような対応をされた私。めちゃくちゃ落ち込みました。男の若い先生だったので、女性のカウンセラーに口を出されたのがプライドに触ったのか?あまりに感情的だったよな~。。としばらくぐるぐる考えていました。

 

でも日常は家と仕事の両プレッシャーで常に身体も心もザワザワしていました。このままではいけないと、前回のカウンセラーさんに電話をして先生を紹介してもらうことにしました。カウンセラーさんも驚いた様子で、じゃあ少し遠いですけどウチに通っている患者さんに人気の〇〇クリニックに行ってみてください。と教えていただきました。

 

今度は街中のビルに入ったクリニックです。

待ち時間もあまりなく予約時間に診察となりました。40~50代の男の先生でした。優しい口調の先生で、前回の病院の話をすると「えっ、何も聞かずにそういうこと言うんですか~。それはちょっとひどいですねぇ。」と。私の話も30分ほど聞いてくれました。

この病院では先生の診察と並行してカウンセリングも受けることが出来たので、次回からは一時間のカウンセリング+先生の診察を受けることになりました。

 

抗うつ薬に抵抗がある旨を伝えると、じゃあ漢方と寝れないときは抗不安薬で様子を見ましょうと対応してもらえました。

 

とにかくホッとしました。

今まで超健康優良児だったので病院のハシゴは初めてでしたが、変えて本当によかったです。待ち時間のストレスからも解放されて(一件目は予約時間プラス二時間は待つ)本当によかったです。

 

でも一件目も常に人がいてネットの口コミもよかったんですけどね、私にはいい印象皆無です。

 

病院でのカウンセリング

二回目の診察でカウンセリングを受けました。毎回、同じ臨床心理士の方が担当してくれるとのことでした。私の担当は40代後半ぐらいの可愛らしい見た目の女性の方でした。

今までの中絶の話、仕事の話を一通りしましたが、私はとにかく自分ことをわかってほしい一心で喋り続けました。それで一時間終了。それでも最後には、あなたがこういう状態なのはわかりました。今後ゆっくり心を整理していきましょう、となりました。

 

二週間おきに、三か月ぐらい通ったころには、お互いに会話できるようになりました。毎回繰り返しの話も多くあったと思いますが、最後には「自分の気持ちを第一に優先して考えられるようになりましょう、まずはそこからですね」となりました。

 

カウンセリングを受けると「自分が大事」と普通ならあたりまえの感覚が戻ってきます。そして二週間かけて彼中心の世界に戻っていき、またカウンセリングで「自分が大事」の感覚を取り戻す、その繰り返しでした。

 

でも、人に言いづらいことを話せて、くどくても泣いても嫌な顔されない相手は重要でした。また、最後に「自分が大事」の感覚を取り戻させてくれるのも有難かった。たぶん割とサクッともの言う方だったし、結果これだけ話せたのは相性が良かったんだと思います。

 

ついに精神的DV・モラルハラスメントを自覚

カウンセリングは、うつの症状と、中絶のことを中心に話しているつもりでしたが、だんだん自分が彼の話ばかりしていることに気づき始めました。

 

何をするにも彼が、彼の、彼に、彼から。

それに、「ちなみにこの時、彼には「お前の自業自得だな」っていわれましたよ。ははは、、は、わーーー(号泣)」みたいな会話が多く、傷ついてないつもりでも、すごく傷ついていたことを知りました。

 

ある日、うすうす感じていたことを質問してみました。「今の私と彼の関係は精神的DVやモラハラと言われるものでしょうか?」すると「今までのお話しからすると、典型的な精神的DVの加害者と被害者です」と言われました…

 

相談していた友人からすれば、何を今さら!散々今まで「アイツおかしい!」って言ってきたじゃん!と言われそうですが、本人は「でもその背景を友人は知らないし・・・」とか色々思ってモラハラでもDVでもなく「自分が悪い」と思い込んでいました。

 

たぶんプロに言われたから、というよりは、カウンセリングを繰り返す中で客観性が戻ってきてようやく自分の状況を受け止められるようになったからだと思います。

 

これからも

今も同じ病院で同じカウンセラーさんのカウンセリングを受けています。カウンセリングで心が軽くなると体の症状も変わりますから、都度先生にも話して薬を調整してもらっています。

逆に心が軽くなっても身体がだるくなり時もありますが、なかなか即リンクするものでもないし、実は緊張しているのかも、ということで様子見したりしています。

 

話をまとめると、病院は変えてもいい。薬も変えていい。カウンセラーさんも私はたまたま気が合ったのですが、合わなければ変えていい。有能なカウンセラーでも相性があわないと、うまくカウンセリングがすすまないそうです。

 

長々とした体験談になってしまいましたが、参考になれば幸いです。

もうちょっとここつっこんで教えてよ、ということがあればコメントください。

ではでは。