ブログ開始後はじめてのカウンセリング。

こんにちは。

りらです。

 

非公開ながら更新を続けています。

先日、カウンセリングがありましたので、そこでの気づきを備忘録的に残します。

 

ブログ開始後はじめてのカウンセリング

この二週間。ブログで色々なことを考えて整理して文章で吐き出してきた結果、自分の本音やこれが心のクセ?と思えるものも見えたので、カウンセラーに一通り話しました。

 

すると、まず一言。

「かなり色々なことが整理できましたね。でも結論を急がないでくださいね。」 

頭でわかっても心はすぐに追いつけないものよ。」

「徐々に心も追いついて結論になればいいんですよ(意訳)」

 

・・・なるほど。

別れる別れないの答えを知りたい、モラハラから逃げられない原因が私にあるなら知りたい、知って納得して鬱を治して普通の暮らしに戻りたい。そう焦っても心と身体は追いつかないんだなぁ。ゆっくり頭と心が一致する日を待とうと思いました。

 

その他の気づきとしては、最近、自分の両親にモラハラがあったことと鬱で治療中であることを伝えたことを話しました。(雨で気分が不安定な日に、ついに母に電話してしまいました)でも、あとから両親に言ったことを後悔していることも話しました。

 

カ「なぜ後悔するの?」

私「親は親らしさを発揮したいが為にうちに乗り込んで来たり、夫に直接電話するかもしれない」

カ「なぜそれが困るの?」

私「それで話がゴタゴタになって、夫は全部面倒になって離婚になると思うから」

カ「離婚になると困るの?今カウンセリングしている先のゴールに離婚もあるから同じじゃないかな?」

私「私が納得して離婚になるのはいいけど、いま離婚を言い出されるのは嫌です」

カ「自分から言うのは良くて彼に言われるのは嫌なの?」

私「・・・嫌です。今は…モラハラとか色々あるけど私は彼を第一優先にしています。彼側からは絶対愛されてると思うんですけど…。」

カ「そこじゃない?」

私「あぁ。。私、愛されたいんですね。。」

 

そうだよね〜。ブログ書いててわかっちゃいたけど。。私の本音は、別れたい反面、彼に愛されたい。さらには、愛させたい。。。恥ずかしいけれども、そう思ってる自分はいるんだよなぁ。

 

カ「激しいぐらいの愛されたい欲求があるのはわかった。」

カ「それは悪いことじゃないし、相手がいい人であれば、自分の理想の愛し愛される家庭となって幸せな話。だけど彼でなければいけないの?彼以外の人とそうした関係を築けば、健全で素晴らしい家庭になるのでは?」

私「よくわかりません、彼以外でも一定以上なら同じように尽くすと思います…」

カ「自分をもっと大切にしていいんじゃないかな」

 

よくわかりません。

過去を思うとクヨクヨ悩みますが、いままでされてきたこと全てをチャラにして今は彼が好きです。

 

彼の気分がいいときは、私が幼少期に憧れていたラブラブの夫婦、おかえりただいまのある家庭、悪いことをしたら「ゴメンね」のある家庭、そうしたことを実現してくれます。

 

私は強く愛されたいんだと自覚してからは特に彼から愛される言動の一つ一つに幸福感を覚えます。私は彼の妻でありながら、母であり娘として可愛がられたいのかも…いやこれ書くと気持ち悪いなぁ。。

 

特に愛されたいを通り越して、愛させたいと思うこともあります。コントロールしたくなります。それも自己嫌悪です。

 

愛されたい。相手になにかするのも、根本は「自分が愛されたい」から。自分のため。常にそうじゃないけど、そういう毛があるのも事実。。

 

私「変われるんでしょうか…」

カ「変われますよ。すぐには無理だけれど、こうなりたいと思う姿があれば変われます」

 

 

変われる、か…

彼のことを考えることには夢中だったのに、自分のこととなると一気にモヤモヤします。

 

 

 

「腑に落ちる」快感。考え方の癖。

こんにちは。

りらです。

今日から月曜日ですね。ここしばらく「なぜ別れられないのか」悶々と考えていましたが、悶々悶々と自分の内へ内へこもっていったので考えるのはしばし休憩。

 

今日は最近悶々している中で気づいた「腑に落ちる」ことについて。

 

「腑に落ちる」快感

なにか答えのないものに悶々と悩んでいる時、突然「こういうことか!」と腑に落ちる答えが見つかるときってありませんか。

私は最近、「こういうことだ!」と納得いく「腑に落ちる」答えを見つけた後に、まるで花粉症の辛いときに鼻炎薬を飲んだ後のような、す~~っと気持ちが落ち着く快感体験がありました。

身をもって「納得」したことで、その答えが自分にとっては正しいんだ、と私は感じたのですが、のちにカウンセラーにその話をすると「それは自分が納得する”考え方の癖”に当てはまる答えだったから気持ちが落ち着いただけじゃない」とバッサリ斬られました。涙

 

私が自他共に認める病んだ状態とはいえ、これって一般的にもいえる心理なんじゃないか??と思ったので、皆様にシェアしたいなと思います。

 

 

私の具体的な話

一般論として書きたいのに例えが重すぎるのですが、、私の場合は、例のごとく中絶に関する自責の気持ちが爆発してかなり取り乱した時のことです。

「あのときこう言った彼を責めたい」「あの時こうした自分を責めたい」「でもしょうがなかった」「しょうがなくなかった」頭の中が砂嵐になったのち、ふと「あの時、産んで一人で育てるすら選択ができなかったのは、自分には子供を育てる器がなかったから産むことは不可能だったんだ。」と思い当たると、突然心のザワザワがす~~っと引いていきました。

「自分が未熟だった」と思うと、それはもう劇的にす~っと気持ちが落ち着き、「腑に落ちる」快感を味わいました。

 

カウンセラーからの指摘

そして前述のとおり、カウンセラーにその事を伝えると、「その答えがいい・悪いではなく、その答があなたの”考え方の癖”に当てはまる答えだったから、気持ちが落ち着いたのでは無いですか」と言われました。

つまり、腑に落ちたからと言ってそれは「正しい答え」ではなく「自分が落ち着く答え」ではないか、ということです。

ということは「腑に落ちる」って自分にとって「都合のいい解釈」だったのか!?

 

少なくとも私には「自分を卑下することで落ち着く」癖があるそうです。自分では「他人を変えることはできないから、自分の反省点を見つけて変えられるところを変えよう」という結構ポジティブな心持ちだと思ていたのですが汗

腑に落ちて何が悪いって、「自分の考え方の癖」に偏った答えを沢山持てば持つほど偏った人間になるからです。私なら「自分が悪い悪い…」でDVにはまって別れられない訳だし、卑屈な人は卑屈に、自分勝手な人は自分勝手に、自分に甘い人はもっと甘く…。

 

個性の一部ともいえるかもしれませんが、偏っていくことは快感を伴うことがわかったので、自分の癖を意識して、少しでもニュートラルな視点を保てたらなぁと思う出来事でした。

 

公開再開 ブログ初心者の葛藤

こんにちは。

りらです。

 

前回ブログを書いてみて、あまりに自分のための自分の中の内容すぎて、人様に見せてどうする、、と、ちょっとだけの間、自分だけに公開(非公開)にしていました。。

 

でも、非公開にすると更新(=自分の頭の中を整理する作業)をサボることがわかったので、また公開して自問自答しつつ、続けていこうと思います。

 

公開しつつも一番の目的は「自分のため」。自分の経験が誰かの役に立てばいいなと思いつつ、全然役に立たないことも書いちゃう、そんなスタンスです。

みなさん、ブログを公開する中で葛藤する時期ってないんでしょうか?汗

 

雑記でしたが引き続きよろしくお願いします。

ではでは。

彼が変わったとしても。モラルハラスメント被害者として 私の別れられない心理4

こんにちは。

りらです。

なぜモラハラ夫と別れられないか、自分の内面を考えるシリーズ続編です。

 

「私の別れられない心理2」の記事で、別れられない理由の結論は「彼は変わったと信じたいから」だったのですが、結局、追記したように、彼には今もモラハラと言えるかわからない程度であれ、人を傷つける面が多々あるのを自覚しました。

そこから考えたことを書きます。

 

彼がかわったとしても。

夫が変われるのか、変われないのか、はたまたただの自己中か。結局、私にはわからないというのが結論です。

でもはっきり気づいたこと、というか認めようと思うことは、モラハラ行為が無くなっても、夫は「精神的に人を傷つける、自己中心的な」性格の持ち主だということです。

彼は変わったといっても激しいモラハラ行為が無くなっただけで、ほんわかのんびり優しいキャラにはなり得ないのです。

認めたくなかったような気がするけれど、彼は変わっても、今がベストで、不安定で、時々傷つくことをする性格の人なんだと思います。一生懸命変わろうとしているし、変わった面もあるけれど、これが彼のベスト。かわいそうな人。優しいところもあるし可愛いところもあるけれど、やっぱり「人を傷つける」性格なんだと思います。

 

そこまで考えが至って「彼は完全には変わらない」と思っても、きっと今夜彼が帰宅して、私から「しばらく距離を置きたい」とは言わないと思います。今の彼を認めて共存していけばいいんだ、という頭が働くのがわかります。結局は「別れない」。

 

そしてふと思いました。

そもそも「人を傷つける性格」の人とでも一緒にいようと思うのは、何かしら自分に問題があるからなんだろう。極論をいえば彼のモラハラが変わらないと確信しても、別れられないんだ。

 

いま、この、カウンセラーのついたわりと正気な状態で、彼が突然激しいモラハラ行為をしたら離れられると思います。でもきっと違う。このままちょっといい状態が続いて、何かのきっかけでまた被害者側になって自由な気持ちが支配されていってしまうんだと思う。

私にはなんらか「許したい」気持ちがあるんだと思う。何故か?たぶん彼はもう家族だから。

 

一番言いたくないけれど、一番の本音?

ぶっちゃけると、このブログでモラハラ夫だの自己中だの色々書いてきましたが、たった一週間で罪悪感が出てきました。本当は素直なところも優しいところもあるのに、こんなこと書いてごめん。もしこれを読まれて彼を傷つけたくない。正直なところ、つらくてブログを辞めたくなってきました。

あーー。。

本音を言うと、、「本当は大好きだから、安心してね」と心のどこかで思うのです。。。

 

もう死にたくなって踏切に佇んだことも、リビングに正座して惨めに叱責を受け続けたこともチャラにしてしまうんです。

 

 

モラルハラスメント被害者として 私の別れられない心理、その4

彼が変わる・変わらないの問題じゃない。理由をいろいろつけても、

私が「別れたくない」のが問題なんだ・・・。

 

モヤモヤ感が残るけれど、これも本音だから記録として残します。また訂正・撤回したくなったらそれも気づき。「大好き」なのは、私の勝手な心理的な働き?それとも愛?それを見極めれれば、答えはでるのかな。。。

今日はここまで。

ではでは。

雑記 はてなブログ開設一週間とアクセス数

こんにちは。

りらです。

 

夜中に目が覚めてしまったので、少し雑記を。

はてなブログを始めて一週間経ちます。自分の頭の整理に始めたブログとはいえアクセス解析は毎日チェックするのですが、

4日目ぐらいからアクセス数が1日100PVを越え始め、そしてイキナリ昨日10PV代に戻りました!汗

 

ブログ初心者なので、こんなセキララな内容を100人以上の人に見られていいのか!?という気持ちと

悩んでる人が沢山いるんだなという気持ち、

この勢いで1ヶ月行ったら夫の実家や周囲に気づく人が出ないか!?と複雑でしたが、

 

あっけなく解決されてしまいました。笑

 

共感を得られない記事を書いた以外に思い当たるのは、記事のURLの設定をタイトル含むに変えたぐらいですが関係あるのかな?

 

真相は謎ですが、また臆せず書けるようになったので、思いつくまま自分のために記録していこうと思います!

親にされたかったことを彼にする?モラルハラスメント被害者として 私の別れられない心理3

こんにちは。

りらです。

 

前回の記事(彼は変わるはず。)を書いてみて、自分の中ですごく葛藤していることなんだと改めて感じました。また、頂いたコメントが本当に身に染みる内容で、発見もあり、考えさせられることが多くありました。

書いた後に別の感情が沸いて追記もしましたが、頂いたコメントの流れを汲まずに追記したので筋違いになった点は申し訳ありません。でも、それぞれにお返事したとおり頂いたコメントは自分の中で反芻しています。ありがとうございました。

また気づきがまとまれば、書きたいと思います。

 

さて。今日はもう一つ踏み込んだテーマとして親との関係について書きます。これはカウンセラーさんとの対話の中で、「親との関係」が別れられない原因じゃない?と言われたのですが、その後まったく自分の中で進展のないテーマです。まずはあったことだけでも、整理しようと思います。

 

親が嫌い?

カウンセラーさんに「なぜ、ご両親に相談しなかったの?」と聞かれたことがあります。私としてはまず「困らせたくないから」そして次に「言った後に結局は自分が傷つくから」と答えました。

なぜ、結局自分が傷つくのか?といえば、私の予想ですが、恐らく事情を聞いた両親はおおいにショックを受け、取り乱します。そして、なんらかのタイミングで「馬鹿な娘を持って傷ついた親」の顔をする。それが怖いと思ったからです。

 私は親に対しておおらかに受け止めてくれる存在というイメージはありません。どちらかといえば、常識人ではあるが内面的に未熟な大人、と思っています。

 

何故そう思うに至ったのか?そして今にどうつながるのか?幼少期の両親との関係にさかのぼります。

 

私の育った環境

両親は二人とも大学を出て、卒業後わりとすぐに結婚し、私と弟を産みました。お互い中流家庭で育ち、それなりの教養と常識とモラルをもった人達だと思います。

20代だった両親は、私がものごころつく頃には毎日喧嘩喧嘩喧嘩…。小学校1年生ぐらいで、母に「ごめんね、お母さんもう耐えられないかも」など号泣しながら言われた記憶があります。かわいそうでした。

毎日、家庭はピリピリしていました。口が立つ父は母を責め、母も些細なことでヒステリックになり、わめきました。私たち兄弟は、身を固くしてテレビを見ていました。

ある日、別の部屋で両親が大声で喧嘩をしていた際、母が「りらはひきとれないから!そっちの家でおばあさんと育ててよ!」と言っているのが聞こえました。結果、離婚はしませんでしたが、この言葉にはかなり傷つきました。

そんな両親を見て、私は子供らしくない子供に育ちました。まず両親のそれぞれの言い分が見えるようになりました。父も小さな言動にカッとならずに、相手が本来もっていた気持ちを汲めばいいのに。母も言葉の端に反応せず、全体で見ればニュアンスが違うことを理解すればいいのに。等。

 

親の愛についても常に考えていました。中学生のときに出した結論は、「子供を愛していない親はいない。でも子供が「愛されていない」と感じる以上、その親は「愛していない」。」

特に本当の暴力もなく、一方的なモラルハラスメントもなかった。でも常に両親は不仲で、なんだかんだいっても子供の頃はそれに振り回されていた。心を保つためにたくさんのことを考えていたと思います。

 

でも、一度実家を出て、社会人になり、私も親のことは特に何も感じなくなりました。親も若くして結婚して、そのころは精いっぱいだったと思うし、むしろ、兄弟を育ててくれて全員を希望する進路に進ませてくれて有難かったと思っています。

どんな大人にも、それぞれ親との確執や、やりきれなかった気持ちはあると思います。私もその一人であって、特にひどいケースでもなかったと思います。

それでも、前述したように親に対する「未熟な」イメージや、どこか上から目線である気持ちは残っているような状態です。

 

今への影響その1 親よりはマシ

さて、その経緯が、今の「別れられない」状態にどう影響するのか?

まず一つ。

カウンセラーさんには「まだ若いんだし彼と別れて、そもそもモラハラの素質がない人とやりなおせばいいじゃない」と言われても、「う~ん、またひっかかる可能性だってあるし…。あと、彼も優しい状態ならうちの親よりはマシな家庭になる気がする」と答えました。

そこから深く考えていないのですが・・・。

 

今への影響その2 親にしたかったことを彼にする?

私は彼に対して「モラハラを治しなさい」身体を張って深く傷つきながら、彼を更生する先生のような状況になっているわけですが。そもそも、鬱になるまで他人につくす必要はないはずです。なのに彼に執着するのは何故か。

 

私は両親に対して「もっとこういう考え方をすればいいのに!!」とそれぞれの立場について考えていました。だから彼のことも、モラハラの裏の気持ちを読んでしまうし、読めた以上、理解し、厚生したいと思ってしまうのかも。

 

今への影響その3 親にしてほしかったことを彼にする?

私の両親は、常に自分たちのことで手一杯でした。私はとても勉強ができたので小・中学校まで学校の成績はほぼ一番でした。でも特に褒められた記憶はありません。どちらかといえば「うちの子はそれぐらいできて当たり前」という風でした。

私も「これぐらい普通だよ」というスタンスにプライドがあったような気がします。(これについては勉強が全くできなかった弟が辛い思いをしていたと、今は胸が痛みます)でも、心のどこかでは褒めてほしかったのかもしれません。褒められなくてもいいから「愛されたい」とは思っていました。

 そのことをカウンセラーに伝えると、「あなたは、自分がご両親にして欲しかったことを彼にしていないかしら?」と言いました。

 

もし、自分がしてほしかったことを彼にしているとしたら?

・・・私は「愛されたかった」。だから彼を愛する。

・・・私は両親に、特に母親に「手放されたくなかった」。だから彼を見放さない。

 

つまり、私が彼に一番できないこと、それは「嫌いになり、手放すこと」

 ということになってしまうのですが・・・。でも、それって、だからってどうすればいいんでしょう??

 

モラルハラスメント被害者として私の別れられない心理、その3

親との関係が彼との関係にも影響しているような気がするが、それをどうすればいいかわからない。

 

太字にしたけれど、何もまとまっていません…。正直そこで思考停止ですし、つきつめる必要があるかも疑わしいぐらいです。次回のカウンセリングのテーマなのですが、自分でも何を話せばいいのかわからず臨むことになりそうです。もし何か進めばまた書きます。

ではでは。

彼は変わるはず。モラルハラスメント被害者として 私の別れられない心理2

こんにちは。

りらです。

 

モラハラ夫となぜ離れられないのか?色々理由があるのですが、今日は「彼は変わる」という思いについて。

 

前置き

いま、モラハラかも?と一人で悩んでいらっしゃる方でしたら谷本惠美さんの書籍「カウンセラーが語るモラルハラスメント 人生を自分の手に取り戻すためにできること」を一度読んでみてくださいね。私も、うちがモラハラまでいくのか?どうかなとネットを漁っていましたが、この本に書かれていることがピッタリ当てはまってモラハラ被害を自覚しました。モラハラの全体像やこれからの事、お子さんがいる場合のことも書いてあります。ぜひ。

 

彼は変わるはず

彼は本当は優しい人で、こんこんと言い続ければモラハラも治るはず。

典型的な(つまり本にも書いてあるような)被害者心理、共依存の気持ちが私にもしっかりあります。涙

 

じゃぁ何故、本心ではなく「共依存の心理」なんだ~と納得できないのか。

うーん。。。

どこかで「ウチは違う」と思っているから、だと思います。

具体的にはある出来事がありました。

 

夫がモラハラ加害者の素質を自覚した日

当時はまだ結婚前で、同棲が半年経ったころです。

そのころ、毎晩、特に晩酌後に何かにつけて不機嫌になり私を叱責して、なんとなくセックスして寝るという繰り返しで完全に彼中心の世界になっていました。(今思えばセックスを求められるときが私の安堵の時間でした…)

 

ある日、彼と彼の友人(男性・私よりひとまわり年上)と三人で出かけることがありました。私はその友人の顔は知っていましたが、長く一緒にいるのは初めてでした。

そのころ「彼によく思われなければ」とかなり心が支配されていたので、彼の友人も私にとっては「いい顔をしなければいけない相手」でした。半日の間、本当に気を使い、愛想よく、誰も不機嫌にならないようふるまいました。

 

しかし、彼の友人と別れて帰宅した後、大爆発が起こりました。

「このアバズレが!!!」

「お前は人の親友にも色目使いやがって!恥ずかしい!アイツの腕にも触っただろ?思わせぶりでもしたいのか?女のなかの底辺中の底辺だな!恥さらしが!!!」

「いい女は媚売らない。むしろ普通の女でもしないわ。本当に腐った女だな!」

「自分のことを可愛いと思ってるかもしれないが、それぐらいどこにでもいるからな!ブスが!」

「お前、あいつのバイクの後ろにも乗りそうだったよな?誰にでも言われれば乗るんだろ!」

 

等々…。もうブスでもアバズレでもいいんですけど、私はただただ誰も怒らせないように、彼にも彼の友人にも「普通にいい子だね」となるように気をすり減らして半日過ごしたのに…

 

でも、もしかしたら私が本当に媚を売るような態度だったのかもしれません。ヘラヘラしていたのかもしれません。極度の緊張状態で「普通に愛想のいい人」になろうとして、自分でもギクシャクしていたと思います。色々やりすぎだったのかもしれません。

 

だから、

「ごめんなさい。」「媚をうったつもりは無いけれど、そう取られたのなら反省します。これから、こんなことは無いように気を付けるね。本当にごめん。」

 

それでも彼は止まりません。

「言われて気づくような馬鹿とこの先一緒にいると思うと、先が思いやられるわ。」「結婚に踏み出せないのもお前が悪いんだからな?」「本当に腐った人間だなお前は」

 

西日が彼の後ろから差し込んでいました。

私は心と体が離れてくのを感じました。このころ、身体が自分のものでないように感じることが増えていました。もう限界なんだなぁと感じました。

 

「〇〇君の言ったこと、よくわかったよ。結果的に嫌な気持ちにしてしまったのは本当に申し訳ないと思うし自分を変えようとも思う。でも。もう、それ以上の人間性を否定されるのは身体が耐えられないよ。」

「色々指摘されてもいいけど、でも、恋人には安らぎだってほしい。ホッとできる場所が恋人との間にあってもいいんじゃないかな。これが仕事ならまだマシだよ。私、息を抜く場所がない」

泣きながら言いました。もう本当に身体が限界だと思ったので。

 

すると、彼は驚いたような顔をしました。

そして、何かに気づいたように、

「・・・りらの言う通りだ。俺も恋人にこんなこと言われたくない。」

「俺、昔からこういうところがあるんだよ。ムカつくと人をどん底まで突き落としてケチョンケチョンにしないと気が済まないんだよ。それでスッキリするから。でも恋人に言われたくないよね・・・本当にごめん。本当にごめん。」

 

私「(…わかって、くれた!)私も悪かったよね。でもわかってくれてありがとうね」

 

叱責が止んだ!!彼は変わった・・・?

あぁ~~、まさにモラハラ加害者の「反省」パフォーマンスだなって感じますか?

 

うちの場合は、その後1年と数か月の今に至るまで「叱責」はピタリと止みました。怒っても人間性を否定する発言は無くなりました。彼は私に「気づかせてくれて感謝している」「自分でも自分が変わったと思う」といいます。ちなみにお酒も止めました。感情のブレーキが利かなくなるから。

 

ただ、彼が変わっても私の対応はなかなか変えられるものではなく、具合はグズグズと崩れていき鬱になりました。激しい言葉は無くてもプレッシャーを感じることはあったので、それが原因だったかもしれません。

 

それでも、鬱で退職して、鬱の原因は彼のモラハラ・精神的DVであるとはっきり言ってからは、特に優しくなりました。(言うまでは鬱の原因は中絶であってDVとは無関係だと本人は思っていた)

 

ちょっと彼が声を荒げた際は「今の良くないよね?」と言えば「自分でもわかってる。ごめん」という感じ。

 

三船美佳高橋ジョージの報道を見ては「う~ん。ジョージもきっと自覚がないんだろうね。」

DVの報告数?か何かが昨年の5倍になった、というニュースを見つけては「5倍だって!みんな気づいてないんだよ、きっと」

 

「俺、変わったよね?」

「もう絶対あんなことしないよ。本当に申し訳ないと思っている」

 

信じたい。

 

モラハラ夫婦でも一時的にうまくいく時期があると別のブロガーさんの記事にありました。「一時的」ってどれぐらいなんだろう。今の状態なら子供を設けてもいいと思えるぐらい優しい夫。

 

でも、また戻ったら?と葛藤がある。モヤモヤしたまま子供を設けることだけはしたくない。。そもそもカウンセラーから離婚を打診されてるし、まだ私の頭がヤバいのか…?

 

長くなりましたが。

モラルハラスメント被害者としての私の心理、その2

彼は変わるはずどころか彼は変わったんだ、と信じたい。

 

客観的にはどうなんでしょう?汗

ぜひコメントください。。

ではでは。

 

追記 コメントのお返事を書いた後に。

いただいたコメントを読んで、「変わろうとしている人」もいることがわかりました。

でも「変わらない人」に苦しんでる人がいることもわかりました。

モラハラを「1年」我慢できない加害者がいることもわかりました。

「1年」以上、叱責を止められたうちの夫は、変わった?

 

夫の内面も未来もわかりません。

色々考える中で、自分の内面で気づいたことが一点。

「モラハラじゃない」といわれると、否定したくなる気持ち。

激しい「叱責」が止んでから今日までの1年数か月。

激しい叱責が止んだ後、私は幸せだったのか?

 

毎晩寝るまで叱責されなくなったけれど、

結婚式の前日に怒ってふてねされて、泣いて泣いて泣きはらして結婚式を迎えたのは誰?

正社員なのに、自分のお給料を自由に使いたいと言えず、穴のあいたパンプスで通勤したのは誰?

事務処理のように失敗なく完璧なハネムーンを手配したのは誰のため?

希望していた部署への配属を諦めたのは誰のせい?

手が震え動悸がして携帯から目が離せなくなり、退職したのは誰のせい?

 

信じたい、って誰を?

子供を設けれるぐらい優しい夫?

本当に優しかったのはこの2か月のあの日とあの日以外、限定じゃないの?

それって、優しくなったの?

自分の中から別の怒りの声がした。

わたし、もしかして優しくなったと思い込もうとしているのか?

 

自ら夫を信じたいといいながら、相反する気持ちがでてきました。

なぜ?だから?わからないけれど正直な気持ちだったので記録しておきます。

 

みなさん、本当にコメントありがとうございました。

どれも考えさせられ、すべて参考になるお話でした。

まだ理解できていないこともあるかと思います。でもよく反芻して考えようと思っています。